先日黒い太陽’07スペシャルも放送され、ご覧になった方も多いと思います。
黒い太陽はキャバクラという夜の世界を舞台とし、主人公立花篤がボーイから夜の帝王へと成り上がっていくドラマです。
夜の世界の複雑な人間模様、私たちが普段うかがい知ることの夜の世界の裏側、見る者を飽きさせません。
夜の世界を華やかに彩るキャスト達、そしてそのキャスト達に気持ちよく働いてもらうため、彼女達のサポートに徹する黒服。
今日はその中から黒服にスポットを当ててみたいと思います。
大滝良介は主人公の立花が最初に勤めたキャバクラ「ミントキャンディ」の店長でした。唯一新人ボーイの主人公に優しい言葉をかけます。
第1話で大滝が主人公に飲みに行くか?と声をかけ、仕事終わりのバッティングセンターでキャストの愚痴をこぼしながらバットを振る、そんなシーンが印象的です。実は大滝は甲子園一歩手前まで行った高校球児でした。妻と二人の子どものため、風俗王藤堂に店長の座から陥落させられても働き続ける家庭人です。主人公のよき理解者であった大滝でしたが、立花が夜の世界の帝王となるべくのし上がるためには邪魔になってしまいます。しかし、主人公の従順な部下となることを誓い、主人公の名参謀として脇を固めます。’07スペシャルでは主人公が初めてオープンさせたキャバクラ「レッドフェニックス」の店長として再登場します。